
2026年1月から、あの大人気映画『プリティーウーマン』がミュージカルとなって日本初上陸します!
大人気映画『プリティーウーマン』の舞台化とあり、キャストや楽曲にも期待大!
開演前にあらすじやキャストを総復習しておけば、より観劇が楽しめること間違いなしです。
記事の最後にはチケット争奪戦への秘策も紹介しています。
お楽しみに!
2026ミュージカル『プリティーウーマン』のあらすじを分かりやすく振り返る
日本初演となるミュージカル『プリティーウーマン』。
ミュージカル版のあらすじは公式ホームページにざっくり載っていますが、ここではミュージカル版のもととなる映画版のあらすじについて振り返っていきたいと思います。
ミュージカル版ストーリーのネタバレになる可能性があります。
物語の内容を知りたくない方は、読むのをお控えください。
『プリティーウーマン』は現代版のシンデレラストーリー!

『プリティーウーマン』(原題:Pretty Woman)は、1990年に公開されたアメリカのロマンティック・コメディ映画です。
映画は全世界で大ヒットし、現代版シンデレラストーリーの代表作として愛され続けています。
- 監督:ゲイリー・マーシャル
- 公開年:1990年(アメリカ)、1990年12月14日(日本)
- 製作費:1,400万ドル
- 興行収入:全世界で約4億6,300万ドル
- 主題歌:ロイ・オービソン「オー・プリティ・ウーマン」
実業家×娼婦の異色ラブストーリー
「ウォール街の狼」と呼ばれる冷徹な実業家エドワード・ルイスは、ビバリーヒルズの友人のパーティーに参加していました。
しかし、急な仕事で途中退席することになり、顧問弁護士のロータス・エスプリを借りて帰ろうとします。
ところが慣れないマニュアル車の運転に手こずり、ハリウッドの繁華街で道に迷ってしまいます。
そこで出会ったのが、金髪で明るい性格のヴィヴィアン・ワード(映画版では「ウォード」ではなく「ワード」)という娼婦でした。
ヴィヴィアンは破れたサイハイブーツを安全ピンで留めているような貧しい身なりでしたが、エドワードにホテルまでの道案内を申し出ます。
「1時間100ドル」と吹っかけるヴィヴィアンに、エドワードは「嘘だろ。靴を安全ピンで止めてるくせに」と返します。
2人の契約関係の始まり
結局、ビバリーウィルシャー・ホテルのペントハウスで、エドワードは一晩300ドルでヴィヴィアンと過ごしました。
翌朝、買収予定の会社の社長との会食に女性を連れて行くよう弁護士にアドバイスされたエドワード。
ロサンゼルス滞在中の6日間を、3000ドルで契約することをヴィヴィアンに提案します。
ヴィヴィアンの華麗なる変身!
契約を受けたヴィヴィアンは、高級ブティックが立ち並ぶロデオドライブでドレスを買いに行きます。
しかし派手で下品な格好のため店員に冷たく扱われ、購入を断られてしまいました。
しかし、ホテルの支配人バーニー・トンプソンの助けで、ホテル内のブティックでエレガントなドレスを購入することができました。
さらに、トンプソンからテーブルマナーも学び、高級ジュエリーを身につけて会食に臨みます。
ヴィヴィアンがレディに変身する過程も、『プリティーウーマン』の見どころのひとつです。
エドワードとヴィヴィアンの心の交流と関係の変化
エドワードの仕事は、企業を買収して分割売却することで利益を得る非情なものでした。
ヴィヴィアンは「盗んだ車のパーツを売るのと一緒ね」と率直に指摘します。
教養はなくても、純真で素直なヴィヴィアンにエドワードは惹かれるようになり、二人は次第に心を通わせていきます。
エドワードは仕事を休んでヴィヴィアンとオペラを鑑賞したり、散歩を楽しんだりするようになったのです。
2人の前に立ちはだかる試練と決断
6日間の契約が終わりに近づく中、エドワードの顧問弁護士フィリップ・スタッキーは、ヴィヴィアンに不適切な行為を迫ります。
スタッキーはヴィヴィアンを娼婦としてしか見ておらず、蔑んでいました。
エドワードは激怒してスタッキーを追い出し、ヴィヴィアンを守ったのです。
エドワードは愛人として生活の援助を申し出ますが、本気で彼を愛してしまったヴィヴィアンは
「幼い頃から、白馬にまたがった騎士が助けにきてくれることを夢見ていた」
と語り、援助を断ってホテルを去りました。
笑顔と涙のハッピーエンド
エドワードは人生観を変え、モース社の買収を中止して業務提携に方針転換します。
そしてサンフランシスコで新しい人生を始めようとするヴィヴィアンのもとへ、赤いバラの花束を手に迎えに行くのでした。
2026ミュージカル『プリティーウーマン』の主な登場人物

公式から発表されているミュージカル『プリティーウーマン』の主な登場人物について、映画版の登場人物とリンクさせながら紹介していきます。
エドワード・ルイス(城田優)
プロフィール
- 年齢:41歳
- 職業:企業買収を専門とする実業家
- 異名:「ウォール街の狼」
- 年収:推定数億ドル
性格・特徴
- 冷徹なビジネスマン:感情を表に出さず、常に利益第一で判断する
- 孤独で閉鎖的:人との深い関係を避け、表面的な付き合いしかしない
- 完璧主義者:身だしなみから仕事まで、すべてにおいて完璧を求める
- 音楽愛好家:実はピアノが得意で、感情を表現する手段として使う
複雑な家族背景
- 父親への深い恨み:父親の浮気が原因で両親が離婚
- 復讐の完遂:成人後、父親の会社を買収して売り払った過去
- 愛情への不信:父親の行動から、長続きする愛情関係への不信を抱く
ヴィヴィアンとの出会いで起こる変化
- 人間性の回復:彼女の純真さに触れ、封印していた優しさを取り戻す
- 仕事観の変革:企業を破壊するのではなく、育てることの価値を理解
- 愛への開放:初めて本当の愛を知り、人生の優先順位が変わる
映画版ではリチャード・ギアが演じたエドワードを、城田優さんが演じます。
ビジュアルはもちろん、長身で歌唱力が高いのでエドワード役はハマり役と言えるでしょう。
ヴィヴィアン・ウォード(星風まどか/田村芽実)
基本情報
- 年齢:22歳
- 出身:ジョージア州の小さな田舎町
- 学歴:高校中退
- 現在の住まい:ハリウッドの安アパート
生い立ちと背景
- 貧しい家庭環境:経済的に困窮した家庭で育つ
- 早すぎる恋愛:高校時代の恋人について都市部へ出てくる
- 裏切りと絶望:恋人に捨てられ、生活手段として娼婦になる
- 強い意志:困難な状況でも明るさを失わない精神力
性格の特徴
- 天真爛漫:どんな状況でも前向きで明るい
- 率直で正直:思ったことをストレートに表現する
- 知的好奇心:教養はないが、物事の本質を見抜く直感力がある
- 芯の強さ:「愛する人としかキスしない」という自分なりの信念を持つ
独特な魅力
- 感染力のある笑顔:大口を開けた屈託のない笑い方が印象的
- 素朴な美しさ:化粧や衣装に頼らない自然な魅力
- 純粋な心:お金の世界にいながら、心の純粋さを失わない
成長の軌跡
- 外見の変化:高級ドレスを着こなす上品な女性へと変身
- 内面の成熟:エドワードとの交流で自分の価値と夢を再発見
- 未来への希望:真っ当な仕事と教育への意欲を取り戻す
ジュリア・ロバーツの出世作とも言われるヴィヴィアン役は、星風まどかさんと田村芽実さんのダブルキャストです。
元宝塚歌劇団トップ娘役の星風さんと元ハロプロアイドルの田村さんにとっては、ヴィヴィアン役は挑戦と言えるのではないでしょうか…!
公式のキャスト画像を見ても、優雅なドレス姿の星風さんと天真爛漫な表情の田村さんで、同じ役なのに全然印象が違います。
2人がどのようにヴィヴィアンを演じるのか、今からとても楽しみですね。
元ハロプロオタクの筆者が、田村芽実さんの魅力を熱弁した記事はこちら。
キット・デ・ルカ(エリアンナ/石田ニコル)
基本情報
- 職業:ヴィヴィアンと同じく娼婦
- 関係性:ヴィヴィアンの親友でルームメイト
- 年齢:ヴィヴィアンより数歳年上と推定
性格・役割
- 世話焼きな姉貴分:ヴィヴィアンを心から心配し、支える存在
- 現実主義者:娼婦の世界の厳しさを知り尽くしている
- 経験豊富:この世界のルールやテクニックをヴィヴィアンに教える
- 忠実な友人:どんな時もヴィヴィアンの味方でいる
重要なアドバイス
- 「キスのルール」:「客とキスをすると情が移るから禁止」と教える
- 現実的な警告:エドワードとの関係に危険性を感じて忠告
- 変化への戸惑い:ヴィヴィアンの変化を喜びつつも寂しさも感じる
ヴィヴィアンの親友、キット・デ・ルカを演じるのは、エリアンナさんと石田ニコルさん。
エドワードとヴィヴィアンとの関係に危険性を感じて心配しながらも、どんな時もヴィヴィアンを支える心強い味方です。
フィリップ・スタッキー(寺西拓人)
基本情報
- 職業:エドワードの顧問弁護士
- 関係性:エドワードのビジネスパートナー
- 性格:狡猾で金銭欲が強い
人物像
- 計算高い策略家:エドワードの成功を陰で支える参謀役
- 偏見の塊:ヴィヴィアンを娼婦として蔑み、人間として見ない
- 金銭至上主義:利益のためなら手段を選ばない
- エドワードへの執着:彼の変化を危険視し、元に戻そうとする
物語での役割
- 対立の象徴:旧来のエドワードの価値観を代表
- 試練の提供者:ヴィヴィアンに屈辱を与え、二人の絆を試す
- 変化の阻害者:エドワードの人間的成長を妨げようとする
悪役、フィリップを演じるのは「国民の元カレ」の異名を持つ寺西拓人さん。
人気グループ「timelesz」のメンバーであり、グループ加入前から数々の舞台で活躍しています。
公式のキャスト紹介画像で心臓を撃ち抜かれたファンの方、ご無事ですか。
リンク貼っておくので、まだご覧になっていない方はぜひご覧ください。
寺西拓人さんについて詳しく紹介している記事はこちらです。
ハッピーマン(spi・福井晶一)
公式からキャストの発表があった時、
ハッピーマン…?
誰??(ごめんなさい)
と思った方も少なくないのではないでしょうか。
私もその一人です。
原作の映画では少ししか登場しないハッピーマンですが、ミュージカル版ではストーリーテラーとして活躍するそうです。
安定感のあるベテラン、spiさんと福井晶一さんがダブルキャストで務めます。
ミュージカル『エリザベート』で言うとルキーニ役のような感じでしょうか…?
ハッピーマンがどのように劇中に登場するのか必見ですね。

2026ミュージカル『プリティーウーマン』キャスト一覧
2026年に上演されるミュージカル『プリティーウーマン』のキャストを一覧表にしてみました。
役名 | キャスト |
ヴィヴィアン・ウォード | 星風まどか/田村芽実 |
エドワード・ルイス | 城田優 |
キット・デ・ルカ | エリアンナ/石田ニコル |
ハッピーマン | spi/福井晶一 |
フィリップ・スタンキー | 寺西拓人 |
デイビット・モース | 吉田広大 |
ジュリオ | シュート・チェン |
スカーレット | 可知寛子 |
ヴィオレッタ | 石井千賀 |
アルフレード | 佐々木淳平 |
映画版『プリティーウーマン』ではエドワードが主人公ですが、ミュージカル版のキャスト紹介ではヴィヴィアンが最初に紹介されています。
ミュージカル版では、ヴィヴィアンを中心にしたストーリー展開になるのかもしれませんね。
2026ミュージカル『プリティーウーマン』のチケット争奪戦への対策は?
東京公演のチケット一般発売日は、2025年11月30日(日)午前10時からです。
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『プリティーウーマン』はダブルキャストがあるので、観たいキャストの組み合わせの日のチケットが取れない…なんてこともあります。
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あの大人気ラブコメ映画、『プリティーウーマン』の日本初演ミュージカルは実力派キャストで超必見!
日本初上演として大注目のミュージカル、『プリティーウーマン』。
公演が待ち遠しいですね。
実力派&魅力的なキャストが演じるキャラクター達がどのような舞台をつくりだすのか、今からとても楽しみですよね。
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