話題のオーディション番組「No No Girls」から誕生した7人組ガールズグループ「HANA」が、4月11日(金)のミュージックステーションに出演決定!
デビュー曲『ROSE』は、YouTubeでのMV再生回数が驚異の900万回目前という超話題作。
HANAメンバーの個性と実力、そしてちゃんみなプロデューサーが仕掛けた“世界観”の爆発力に、すでに沼落ちしてる人続出中です。
この記事では、そんな『ROSE』MVの中から「ここだけは見て!絶対に見て!」というパフォーマンスの見どころをメンバー1人ずつ、熱量多めでご紹介します!
▶『ROSE』の歌詞考察、歌割りについて熱く語る記事(前編)はこちら。
▶『ROSE』MVでのHANAメンバーのメイクアップ、HANAになれる(かもしれない)参考コスメはこちらの記事で紹介しています。

各メンバーの“魅せ技”を完全予習して、Mステ当日はテレビの前で正座して迎え撃ちましょう。
HANA『ROSE』パフォーマンスの見どころをメンバーごとに紹介
HANAのメジャーデビュー曲『ROSE』のMVから、メンバーごとに「ここ見て欲しい!」というパフォーマンスを1人ずつ紹介します。
「MV観たけど誰が誰だか分からなかった…」という方は、見どころを押さえつつメンバーの個性もつかめるこちらの記事で予習してからMステ観ましょう!
以下の記事では、HANAメンバーのプロフィールや年齢、それぞれの魅力について詳しく解説しています。
①JISOO|知的さとクールさが滲む「カードゲームの女王」!低音の歌声で新境地
シルバーヘアに銀縁メガネ、長いまつげ、ブルーグレーっぽいカラコン…とにかくビジュアル大優勝です。
歌い出しの安定感も抜群で、JISOOを曲の冒頭に配置したのは正解すぎます。
挑発的で冷静な表情が本当に上手で、「カードゲームで負ける気ゼロ」なイケメン知的美女。(語彙力)
JISOOに「メガネかけてみよっか!」と提案した人に拍手を送りたい。
MVでは、最後にバラ(ROSE)のカードを出してコピー人間に勝利する演出も痺れますね。
「I’m playing all my cards I keep them close to my chest」
(私は全てのカードを胸に秘めてプレイしている)
という歌詞がありますが、自分の弱さを秘めてオーディションに臨んでいたJISOOそのものです。
JISOOは高音が綺麗なイメージがありましたが、『ROSE』では低音の艶っぽさに注目。
MVはもちろんですが、生のライブで聴いたら確実に震えます。
ラスサビ直前、NAOKOのラップの裏でJISOOがサビのメロディーを低音で歌っているところもグッときました。
ノノガの最終審査前に、宿舎で支え合っていたNAOKOとの関係性を思い出して泣けます。
知的でクールな表情とJISOOらしからぬ低音のボーカルに注目です!(そしてメガネ)
②MAHINA|爆発力ならマンネが1番!キレッキレの歌声とダンス
オレンジのサングラスとオレンジ系ヘアで揃えてきました。
MAHINAっぽくてエネルギーを感じる最高のスタイリング!
そうかと思えば、16歳とは思えない目線の鋭さ、動かし方にドキッとしました。
「I’m looking sweet but I’m all dynamite」
(見た目はかわいいけど中身はダイナマイトなの)
このギャップがたまりません!
小虎シーン(ガオーのとこ)でオタクは死亡。2番サビにも小虎出てくるので心の準備を。
JISOOのテーブルからサイコロ?戦利品?全部奪って爆破するシーンも最高すぎます。
みんなが背負い、戦ってきた「No」を良い意味で爆破してぶっ壊すのがMAHINAなんですよね。
そして相変わらずラップがめちゃくちゃ上手いです。
「No」から立ち上がる強さが歌詞に出ていて、それを体現できるMAHINAのメンタルの強さに拍手。
ラップやキレッキレのダンスも魅力ですが、とにかくMAHINAの表情の豊かさに注目してみて!
③CHIKA|「No」を「美しい棘」に昇華させた大覚醒歌姫!2番サビで大爆発
真っ白コピー人間を銃で狙い撃ちまくるCHIKA、表情の強さが半端じゃありません。
地声と裏声の切り替えも完璧で、まさに努力で仕上げてきた人の強さが滲み出ています。
2番サビはCHIKAの大見せ場!
強い歌声で一気に曲を引き上げるパワーがあります。
泥だらけで歌いながら踊るシーンがもう泣ける。
「No」を「美しい棘」に変えて前を向く、HANAの象徴とも言えるでしょう。
「I’m dangerous」には「私が本気出したらお前らひれ伏すぞ」的な意味もあると知って戦慄。
ラスサビではKOHARUの歌声を支えるようにCHIKAがコーラス。
最後の最後はCHIKAの歌声で締めて、「No」を乗り越えて強くなった自分を表現していました。
HANAの歌姫と言えばCHIKAですが、さらに歌唱力に磨きがかかっていて聴きどころがたくさんあり耳が追いつきません。
曲全体を底上げする歌声!大爆発している歌唱力に注目!
④KOHARU|自分に刺してきた棘と戦うダンスに涙。ボーカルも急成長
真っ白コピー人間に棘の糸で操られるKOHARU。
自分に「No」と言ってきたとノノガで話していたことから、自分で自分をがんじがらめにしていたことを表現しているのではないでしょうか。
棘を振り払いながら舞うKOHARUに号泣です。
コンテンポラリーダンスの真骨頂で、ダンスの技術はもちろん表現力の高さにも注目。
ちなみに壁についている棘(イバラ?)は本物らしく、ちゃんみなとのトークでも「棘ついてるけど平気だった?」と聞かれていました。
本物の棘にも果敢に突っ込んでいくので、周りで見ていたスタッフさんはハラハラしたそうです。
良い作品をつくるためなら妥協しないのがKOHARUらしいですね。
KOHARUは今回ボーカルが急成長!
ラスサビ担当で「えっ!?KOHARU歌うまくなってる!」とびっくりしました。
以前は声がひっくり返ったり震えたりすることがありましたが、安心して聴ける歌声に進化。
努力のあとが見えてまた泣きました。
表現力満点のダンスはもちろん、ラスサビのボーカルにも注目!
⑤NAOKO|ウィスパーボイスに震えた。安定の「実力の暴力」
1番サビのウィスパーボイスがもう反則です。
一般的にサビは強く歌うイメージがありますが、あえてのウィスパーボイス。しかも安定してる。天才。
しなやかな強さが極まっていました。
2番では透明のフィルムのようなものに包まれて横たわるNAOKO。
NAOKOはスキルがあって何でもできると思われがちだけど、それでも他人からは見えにくい「自分の殻」があったのかもしれません。
フィルム(殻)を破ってドアップになる場面、MVのサムネにもなっていましたね。
私もこのシーンは50回以上見ています。
「多少の傷ならI’m alright」「今から行くから心配ない」という歌詞は、「自分の歌やダンスでみんなをハッピーにしたい」というNAOKOの思いがそのまま表現されている気がしました。
泥だらけのJISOOを助け起こした場面は、宿舎組の絆を感じて涙なしでは見られませんね。
そして極めつけは「bloom bloom bloom bloom」。
化け物レベルに音ハメ上手くて笑うしかありませんでした。さすが実ボ。
1番サビ、ウィスパーボイスのしなやかな強さと殻を破った表情に注目!
⑥MOMOKA|低音ラップに磨きをかけた華ありまくりの女王様
ブラックリップにキラキラのヘアアクセ、MOMOKA様降臨。 (掲載のインスタはイベント時の画像なので、MVをご覧ください)
真っ黒の衣装なのに大輪の華が見えて、ひれ伏しそうになりました。
周りのコピー人間たちがスマホの画面を掲げてて、「SNSや世間の声がトゲになって自分を刺してた」という演出。
でもそこから立ち上がって、自分でスマホ踏みつぶすの最高にエモかったですね。
「このbaddestトゲは自分に刺してた」
周囲からの声だけではなく、自分で自分に刺していた棘に打ち勝ったというMOMOKAの強さを感じました。
ハスキーボイスがさらに魅力的になっていて、直前のNAOKOが歌うサビでのウィスパーボイスとの対比になっていて素敵でした。
MOMOKAは表情や身振り手振りの表現力が底上げされた気がします。
女王様のような強めルック、ハスキーボイスに磨きのかかった低音ラップに注目!
⑦YURI|ストイックな眼差しに痺れる!サムライYURIの美貌に狂うんや
刀を携えて登場するYURI、完全に武士。
衣装も和っぽくて雰囲気が強すぎます。
長い髪には青と赤のバラが仕込まれていました。
青いバラ=夢叶う、奇跡/赤いバラ=愛、美という意味があるそうです。
青いバラの方が多めで、YURIのこれまでの軌跡を表しているようですね。
「Then baby move in get closer can you handle it」
のあとに、片眉だけクイっと上げてこちらを見る表情にやられました。
一太刀でコピー人間を倒す演出は、YURIがストイックに自分との戦いに挑んでいたオーディション中の様子が思い出されましたね。
MAHINAとMOMOKAのラップの後ろでコーラスしているのは実はYURI。
良い意味で主張しすぎず、でもメロディーや歌詞はしっかり伝わって来て良い仕事してました。
低音ボーカルが魅力のYURI!ソロパートもコーラスも注目!
HANA『ROSE』MVを通して感じたこと(燃え尽き)
『ROSE』はそれぞれの「No」に向き合い、戦い、乗り越えてきた7人が、自分の武器で“魅せる”ことで、その「No」、さえも美しく咲かせていく──そんな“物語”でした。
全員が全員、自分の過去を昇華したような表現をしているのが凄い。
誰ひとりとして他の誰かに埋もれてない。
それでいて、ひとつの作品としての調和もちゃんとある。
こんなグループ、なかなかいない。
それぞれが「自分のままで、強く、かっこよくいられる」ことを全力で体現してくれたMVだったと思います。
だから観る側も、どこか心をえぐられながらも、「私も立ち上がってやろう」って気持ちになれるんじゃないでしょうか。
ROSEはバラ。トゲがあるからこそ、美しい。
この7人が放つ棘なら、刺されてもいい。
むしろ刺されたい。HANA、ありがとう。
また更新します。
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