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HANA『ROSE』歌割りと歌詞の意味を考えて本気で語る・前編【Mステ前に読んで】

【HANA『ROSE』考察】全メンバーの歌割りと歌詞の意味を考えて本気で語る・前編【Mステ前に読んで】 エンタメ
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水星

小1と年中の姉妹を育てる30代ワーママ。
派遣でゆるゆる働きながら家事・育児に奮闘中。
宝塚歌劇ファン20年目。

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ちゃんみなプロデュースのガールズグループ、HANAが4月11日(金)にミュージックステーションに出演することが決定しました!

2024年夏から始まったオーディション番組「No No Girls」(通称ノノガ)から誕生した7人組で、デビュー曲『ROSE』のMVはYouTube再生500万回超えの話題作となっています。

HANAのデビュー曲『ROSE』。
プロデューサー、ちゃんみな様の手による、強さと儚さが共存したこの楽曲――

実は、メンバーひとりひとりにピッタリすぎる歌詞と歌割りになってるのをご存じでしょうか?

歌詞とメンバーの背景がリンクしていて泣けるんです…。

この記事では、7人全員の歌割りと歌詞の意味を、MVやオーディションでの姿と重ねながら考察していきます!

HANAメンバーの年齢やプロフィール、魅力についてはこちらの記事をご覧ください。

この記事を読んで分かること
  • HANA『ROSE』の注目歌詞をメンバー別に紹介
  • メンバーごとの歌詞がどう本人のキャラ・過去とリンクしているか
  • Mステ出演前に知っておくと倍楽しめる“歌割り視点”の見どころ
水星
水星

『ROSE』はYouTubeで500万再生を突破した超話題曲!
「まだHANA知らないよ~」って人こそ、この記事でぜひ沼ってください。ようこそ。

Mステ出演!HANA『ROSE』歌詞の意味と背景を全力で語るブログへようこそ

各メンバーのパートに注目して、歌詞の意味や背景を全力で考察しています。
相当暑苦しいのでご注意ください。

メンバーごとに歌割りをピックアップし、簡単な訳や、それぞれの個性にどうリンクしているのかを語っていきます。

完全に個人的な感想ですが、HANAが好きな人にも、これから知る人にも刺さってくれたら嬉しいです。

※この記事では、歌詞の流れ(=実際に歌っている順番)に沿ってメンバーを紹介しています!
Mステなどの音楽番組でもこの順で歌う可能性が高いので、放送を観るときの参考になれば幸いです。

あくまで愛ゆえのオタク目線です。不快に思われたらそっとブラウザを閉じてください。
後述しますが全ての歌詞を考察したら長すぎたので、今回は1番だけ考察しています。

JISOO|歌い出しは魅惑ボイスの持ち主、JISOOオンニ

大事なデビュー曲の歌割りトップバッターを務めるのは我らがオンニ、JISOOです!

I’m playng all my cards I keep them close to my chest
(私は全てのカードを胸に秘めてプレイしている)
It don’t phase me when they all think I’m so innocent yeah
(みんなが私を無邪気だと思っていても気にしない)

HANA『ROSE』の歌詞より引用

「感情も実力もカードも、全部自分でコントロールしてる女」

世間からは「女の子らしく」「可愛くしていれば守られる」と言われ続けてきた。
でも実は一番闘志に燃えているのは、その“無垢な見た目”の奥で、カードを隠し持ってる彼女たちなんです。

純粋で無垢に見える可愛らしい女の子でも、見た目で判断してはいけない。
外からは分からないけれど、胸元には切り札を握っている。

それが、この歌詞の持つメッセージだと思います。

“可愛い”は武器にもなるし、鎧にもなる。
そのどちらも使いこなして、冷静に勝負の場を見極めているのがJISOO

トップバッターを務める彼女にぴったりの、「黙ってるけど全部見えてる」系の歌詞です。

Mステでも歌い出しはJISOOなのは間違いありません。
ショートカットで甘く柔らかい歌声なのですぐに分かるはず!

MVと同じメガネかけて出てきたら私の命日は2025年4月11日になります。(JISOO推し)

MAHINA|見た目は天使(時々小虎)、中身はダイナマイト!最年少の爆発力

JISOOがカードゲームをしているテーブルの下で、こっそり爆弾を仕込んでいるのがMAHINAです。

JISOOの後にMAHINAが登場した時点で、ノノガファンなら公式!!分かってんなァ!!と膝を叩いていることでしょう。

I’m looking sweet but I’m all dynamite
(見た目はかわいいけど実はダイナマイトなの)
Don’t believe me when I say that I bite
(私が「危ない女」だと言っても信じないでしょ?)

HANA『ROSE』の歌詞より引用

最年少でみんなのマンネであるMAHINAですが、パフォーマンスではとんでもない爆発力を持っています。
ふわふわの笑顔に油断してたら、秒で殴られるやつです。

かわいい顔して超ド級のエネルギーを秘めている彼女にこの歌詞を割り当てたのは、もはや天才的采配です。

この歌詞は直訳すると「見た目はスイートだけど中身はダイナマイト」「私が噛むって言っても信じないでね」というもの。
まさに「最年少=無害」と思わせて、圧倒的パフォで黙らせる系マンネ代表。

見た目と中身のギャップで殴る、攻守一体型のマンネMAHINA。
このパートはそんな彼女の魅力を一瞬で言語化した、神がかった歌割りです。

「甘いだけが魅力じゃない」ってメッセージを、最年少が一番鋭く言い放ってくるのが最高すぎます。

ちなみにMVでは、「I say that bite」でMAHINAが懐かしの小虎になっています。
こちらに向かってガオーっとしてますよね。
Mステでも小虎MAHINAが見られるといいなぁ。

CHIKA|価値のないコピーを狙い撃ちする歌唱力おばけ

コピー人間たちを銃で狙っているのは歌唱力でHANAを引っ張るエース、CHIKAです。

Go, ahead and try boy try your best
(いいよ、やってみなよ坊や。持てる力、全部出してみな)
知られてる通り
I’m dangerous
(私って危険だからね)

小さな頃から芸能の世界を目指し、誰よりも努力を重ねてきたCHIKA。

でも現実は厳しく、何度も何度も「No」を突きつけられてきました。
スキルは誰よりもあるのに、見た目やイメージで不当にジャッジされてきた過去。

この「I’m dangerous」には、「私が本気出したら、お前ら全員ひれ伏すよ?」という訳もあるそうです。
“努力で磨き上げたスキルを舐めるな”というCHIKAの叫びが、そのまま歌詞になっていると感じました。

ちなみに2番では、CHIKAが白いコピー人間を狙撃しまくるという激アツな演出が登場します。

歌詞とパフォーマンスがリンクして、CHIKAの「本領発揮」はまさにこの2番から。
ラスサビのコーラスや叫びは圧巻です。きっとMステでも見られるはず。

彼女は「No」を突きつけてきた“価値のないコピーたち”に、正面から歌で銃口を向けてくるんです。
震えて眠れません。

KOHARU|個人的にMVP。トゲを振り払いながら舞う姿に涙

トゲのついた糸でぐるぐる巻きにされ、コピー人間によって操り人形のようになっているKOHARU。
そのトゲを振り払うように踊る姿に涙です。

Ahh
危ないの私は
But you know that the choice is yours
(あなたも分かってるはず、決めるのはあなた)
Oh you might regret if you take that step
(ああ、その一歩を踏み出したら後悔するかもしれない)

ノノガのオーディション中、KOHARUは「自分で自分にNoと言ってきた」「自信がない」と話していました。

But you know that the choice is yours
(あなたも分かってるはず、決めるのはあなた)

とありますが、ここでの「you」はおそらくKOHARU自身のこと。

自分に向かって「あなた」と呼びかけている気がします。

「私は自分をずっと否定してきた。危ないのは私自身だった。
でも、決めるのは私。
もしこの一歩を踏み出して、また苦しんでも……
それでも前に進むって、もう決めたの。」

こんな感じでしょうか。

ちなみにKOHARUのパートは
JISOOのカード、
MAHINAの爆発、
CHIKAの“I’m dangerous”を経た後にやってきます。

つまり「外に向けたNoの連鎖」が、KOHARUで「自分へのNo」に向かう構成になっているんですね。

歌詞の構造すら泣けます。ちゃんみな様天才。

プレデビュー曲のDropでは出番少なめ…と感じたKOHARUでしたが、今回はラスサビでセンター!

棘に巻かれながら踊るコンテンポラリーダンスで魅せてくれました。
(パフォーマンスについては別記事で詳しく書きます)

Mステでも、ふわふわのロングヘアをかきあげながらバッキバキに踊るKOHARUに注目です。

NAOKO|1番サビ担当の安心感。これが「実力の暴力」

1番サビは安心の実ボ(実力の暴力)、NAOKO!

Just like a rose
(バラのように)
トゲだらけの
My heart ain’t yours
(私の心はあなたのものではない)
醜い世界でも
咲いた 花 泥だらけでも
I can’t hide no more
(もう私は隠れることはできない)
with my beautiful thorns
(美しい棘があるから)

HANA『ROSE』の歌詞より引用

サビの歌詞、あまりにも美しくて鳥肌が止まりません。

これまでさまざまな場面で「No」を突きつけられてきたHANAのメンバーたち。
そんな彼女たち自身を、棘を持ちながらも力強く咲くバラ(ROSE)に例えているように感じます。

これまで他人から、あるいは自分自身から突きつけてきた「No」。
そのすべてを「美しい棘」として肯定し、“それも含めて私たちなんだ”と歌っているのではないでしょうか。

棘を隠して生きていくことはもうできない。
むしろその棘こそが、醜い世界の中でも自分らしく咲く力になる——
そんな強くて儚いメッセージに、心が揺さぶられます。

ちなみに個人的には、「I can’t hide no more」「負けないの、もう」に聴こえる空耳もお気に入りポイント。
youtubeのコメント欄やSNSを見ても、同じように聴こえている方が多いようです。

“もう隠れない”も、“もう負けない”も、どちらも彼女たちの覚悟を感じさせる言葉ですよね。

MOMOKA|もはや女王の風格、最強ラッパー

1番サビが終わるとすぐにラップパートになります。
ラップ担当はもちろんMOMOKAです!

Yeah いつでも人は過ぎ去った
かれこれ時はだいぶ経った
え、あいつ咲いた? 多分死んだ
このbaddest(最悪な)トゲは自分に刺してた

HANA『ROSE』の歌詞より引用

日プ女子での落選からノノガでの合格まで、足かけ2年。
ずっとオーディションの渦中にいて、自信を失っていたMOMOKAの姿がそのまま歌詞に落とし込まれています。

「咲いた? 多分死んだ」と自虐めいたラインで、自分の夢や希望が何度も潰えてきた過去を冷たく振り返りながら、最後には「この最悪なトゲは自分で自分に刺してた」と歌っています。

それはまさに、自分を傷つけていたのは世界じゃなく、自分自身だったと気づいた瞬間の痛み。
でも、だからこそ今、彼女は「もう刺さない」と決めて、前を向いたんじゃないでしょうか。

このラップパートは、MOMOKAの痛みと覚悟そのものです。

個人的にですが、最近のMOMOKAのルックがハンコック(ONEPEACEに出てくる蛇の国の女王)みたいで、強い美女でとてもツボです。
『ROSE』のMVでのブラックリップがとても似合っていて素敵でした。

「わらわは美しいから!」と見下しすぎて見上げていても、何の違和感もありません。

さらに磨きがかかったMOMOKAの低音ラップは随所に出てくるので、ぜひ一緒に悶えましょう。

YURI|ストイックな高嶺の花!YURIの美貌に狂うんや

まるで女王様のようなMOMOKAのシーンから、刀を持って座るYURIの後ろ姿に。

If you wanna get closer you can’t resist
(もし私に近づきたいなら抗えないはず)
Then baby move in get closer can you handle it
(じゃあおいでよ。近づいてみなよ。…耐えられる?)

HANA『ROSE』の歌詞より引用

YURIは中学3年生の時に父親を亡くしたことがきっかけで、感情が顔に出にくくなったと話していました。
No No Girlsのオーディションでも感情表現の課題に何度もぶつかっていましたよね。

でも、彼女は少しずつ変わっていきました。

オーディションを通して仲間と出会い、悩みながらも自分を表現することを学んで、最終審査ではそれまでの殻を破るようなパフォーマンスを見せました。
(ハレンチでYURIが顔のベールを上げた瞬間、号泣したのは私です。)

このパートの歌詞は、まさにそのYURIの変化そのもの。

「私に近づきたいなら抗えないよ。近づいておいで」
「でも、私のすべてを受け止められる?」
──そんな、YURIの不器用な優しさと強さが滲んだメッセージになっています。

自分の中に抱えてきた痛みを乗り越えて、ようやく人を受け入れる準備ができたYURIが歌うからこそ、このパートは圧倒的な説得力とエモさがあるんです。

【まとめ】1番の歌詞だけでこの情報量、ちゃんみな様ありがとう

HANAのデビュー曲『ROSE』は、ただのガールズグループのデビュー曲ではありませんでした。

それぞれが抱えてきた「No」や「痛み」、そして「強さ」が、歌詞と歌割りで美しく結晶化していたんです。

No No Girlsのオーディションが始まったばかりのころ、自信がなさそうにしていたHANAのメンバーたち。
『ROSE』を聴いていると、審査を重ねる中でそれぞれが成長したストーリーが走馬灯のように駆け巡ります。

2025年4月11日(金)Mステでの初披露が楽しみすぎる!

この記事で紹介した歌詞やメンバーの見せ場は、4月11日(金)のMステでどれだけ披露されるのか?
予想と妄想をしながら、テレビの前で正座して待ちましょう。

2番以降やMV演出、パフォーマンスの細かい解説も後日アップ予定です!

本当は1曲まるまる考察しようと思ったのですが、全部書いたらブログじゃなく論文になったのでやめました。
2番の歌詞とMVの見どころをまとめた記事は鋭意執筆中なので、後日アップします。
HANAの魅力は、まだまだ語り尽くせません!

最後に:国民全員HANAに沼ろう。

このブログが、HANAを知ってる人にも、まだ知らない人にも、ほんのちょっとでも“トゲ”が刺さるきっかけになったら嬉しいです。

強くて儚くて、それでも咲き誇るバラみたいな7人に。
Mステで一緒に心臓やられましょう。

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